もちつもたれつ
数年に1度、ひどい怪我とか病気するハルさんです。
今回も豪快な捻挫で土日は使い物になりませんでした。
実はハルさん、小さな頃から体が弱く。
子供の頃は喘息で入退院を繰り返し、大人になってらも神経難病を患ったり、癌になりかけて抗癌剤治療したり、せっかく授かった子供たちを流産したりと。
なかなかヘビーな経験をしています。
で、うちの母は心配性。
私が12年前に体が動かず、歩こうとしても膝抜けしたり、腕があまり動かず、ブラのホックさえ後ろ手で出来ない状態で初診時に緊急入院と言われてた直後、号泣して。
当人の私に慰められるという。
心配されると申し訳ないし、自分が大変な渦中に安心させる振る舞いをするのが、辛くなるから私は両親には本音で話すとか、弱いところをみせることができません。
すごく愛情深く育ててくれて、感謝してもしきれないほどなんですが、頼ることができない。
そんなこんなで、出来るだけ人を頼らずに自分で出来ることをしないといけないと思い、ずっと生きてきました。
それが少し変わったのは、難病確定した2回目の入院時。
これはもう、人生詰んだかもしれない。そう思い、お見舞いに来ていた当時彼氏の旦那さんに。
『私、難病になっちゃったよ。20万人に0.22人で、治療法もないし。
体が動かなくなっていく病気だって、呼吸も出来なくなるかも。
治療始まったら。言い切れなくなるから。別れよう。』
と言ったら。
『俺は良くなると信じているから、今は考えなくていい、治療に集中して。』
それから、パルス療法でステロイドの副作用でおかしくなった私を毎日電話で相手してくれて。
この人の前なら大変なときに、無理しなくていいんだと。始めてそう思えて安心出来た。
だから、旦那さんのこと家業を継ぐか継がないか数年悩んだのも待てた。ステップマザーとして、子育て頑張れた。
旦那さんとは、もちつもたれつ。
旦那さんが大変なときは私が頑張る。
私が大変なときは旦那さんが頑張る。
無理しなくて良い。
それ結婚生活にとても重要。
そして、もちつもたれつ。
それも結婚生活にとても重要。
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