こん、こん。

２０２２ハルさんのNo,1映画「大事なことは小声でささやく」の横尾監督の最新作。

あんなに感動する映画を撮影した監督の最新作なんだから、良いと決まっていると。観ないうちからたくさんの人に観てほしくって、ポスターを大好きなお店に貼ってもらったりと推進活動していた。

映画好きを公言して、Instagramのフォロワーさんからも忖度なしのレビューが好評ということもあり、完成披露試写会では嬉しい反面、いろんな人におススメしているのに、感動しなかったらどうしようと一抹の不安を抱きながら観たんだけど。。。

号泣しちゃったよね。完成披露試写会でも、公開初日も。

私ね、好きなものを撮るったい。

「好き」が沢山ある宇海と

何事も「フツー」な毎日を送る賢星

誰もが子供と大人の狭間で感じる恋愛の甘さと狂おしい感情を丁寧に表現されていて、宇海を自分に重ねて「自分の好きは意地でも離したらいけんとよ。」と叫びたくなった。

完成披露試写会の時に隣で観ていた旦那さんと重ねた１８年間。

付き合って１年で３回も振られたのに不死鳥のごとく蘇り、難病を一緒に越えて結婚して、流産と抗がん剤治療の繰り返しを乗り越えて、お互いの暗黒時代を支えあって生きてきたから、もう一心同体みたいな存在で。

そんな人を出会って１８年。ずっと好きでいられて、好きでいてくれて仲良く生きていけることが、どれだけ幸せなことか。

そう思うと、涙が止まらなかった。

この映画は出来るだけ若い人に観てほしい。

つまらない意地やすれ違いで運命の人と手を離さないように。

好きと思えることの尊さをこの映画で感じてほしい。