種をまくデザイン展:岩崎さん

岩崎さん=自然に聴く 

 農業人生のモットー、心で視る そこから学んだことを発展させて永遠に続けていく 。



種は買う時代、自家採種するのは恥ずかしい時代 人目がつかないところで種をあやしていた。

 春に守っていた大根の花をみたときに 、ある瞬間大根の花の美しさを感じた。

 そこに惹かれて感動して 自分に自信をもって誇れることが農の世界にある事にきづいた。

  自然は教えてくれる 。


植物が最後の瞬間に種を残す、そうして野菜が続いていく 。

根っこがボロボロでも次の世代に残していく 。まるで自分にはこの子を頼みますよというかの如く。

 最後の最後まで生きている根っこは枯れてボロボロな状態なのに 、最後まで美しい。

自分にしかできない農業 を 模索していた。

それが種をつなぐ農業だと感じた。


 50年、種をとり続ける。

でも、 種さえ守ればよいというわけでなく 。

その自然の営みの中から意味を見い出して 、守っていく感じる世界を作り上げる。

農とむきあって、 地域の大切な食文化を守る 。

野菜にストーリー(デザイン)をつくりあげて 地域に広げていきたい。


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