キリエのうた

岩井俊二監督の作品『PICNIC』『スワロウテイル』は私の原点。


アンダーグラウンドの中の刹那の美しさと悲しさは、青春時代の複雑のこころに自由でいていいんだよ。いろいろな世界やいろいろな人がいるから、あなたはあなたでいいんだよ。と語りかけてくれた。


映像と音楽。

岩井監督の作品には切っては切れない。映像で描き、音楽で感情を揺さぶる。

なんて美しくて、なんと切ないんだろう。


あれから25年経ち、『キリエのうた』をどう感じるのか、怖かった。

冷めた目で評価してしまわないか?なにも感じないかもしれない。。。


そんなの要らぬ心配だった。


理由なんてない。

わたしは岩井監督の世界観が好き。


ありえなくてもいい。現実的でなくてもいい。

人生の一瞬の輝きを描く。そこに希望を感じる。


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