ワース 命の値段


日本映画をみているような丁寧な心理描写が印象的だった。


仕事は事務的にするほうが効率的で心理的負担もかからない。

それが機械が相手なら、何も問題はない。

でも、仕事の多くは人との関わりが発生するし、いろんな人のいろんな価値観や考え、気持ちがある。そこを無視しては良い仕事にならないことが多い。


すべての事柄にいろんな人の人生が関わっていることを前提として、物事の背景に興味を持つことは生きていく上ですごく重要で、ひとりひとりの行動には何かその人なりの理由があると考えられるようになる。

それが理解できれば、人と関わる中で、思いがけないところで感動したり、通じ合えたりする。

それって、豊かに人生を生きる事なんだと思う。

そういう体験を仕事で出来るって素晴らしい。


この映画はそこがとても美しく描けていると思う。


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