セキララ
よく「強いですね」と言われる。
確かに、なにか覚悟をもって臨むときは自分でも真っすぐに勢いをもって進もうとするので「強い」と思う。
でも、その強さは弱さの裏返しでもあって。
何か覚悟をつけるとき、追い込まれて佳境に入ると、3歳くらいの女の子小さい千春が出てきて
暴れまわる。
自分も未来も一緒にいる人も信じたいけれど、信じるのが怖い。傷つきたくない。
本当に好きで大切であるほど「ずっと一緒にいたい・続けたい」と思うことが怖くなって、逃げたくなる。
今までの人生の結果、不可効力の運命がトラウマになっている。
CIDPや胞状奇胎・侵入奇胎など難病を患ったこと、子供を持つことを諦めたこと。天職だった仕事を辞めたこと。
今回も不可抗力の運命を強引に認めさせられるような事態にならないかと不安でたまらなくなる。
それに振り回されるのは自分一人で十分。誰も巻き込みたくない。
まるで20年ぶり恋したみたいなパニックぶり。こんなこと想定外だったけれど。
良い年した大人が真面目に最後の挑戦に臨もうとおもうんだから、仕方ないよね。
本気で取り組んで、皆で成果をあげて還元したい。
今の私がやりたい役割だと自覚した。
「くらしまるまる」のチームを、こんなに大切に思っているんだなぁ。
何が起きようと、傷ついても、やりたい。
mina perhonen皆川さんが教えてくれたV.Eフランクルの「意味への意志」の1文を思い出す。
人間が避けることも変えることもできない運命に出会った時に取る心構えと態度によって、
人間はその人にしか出来ない、ある事を証明することが出来るのです。
そのあることとは、苦悩をひとつの業績に転換するということです。
うん。大丈夫。怖い。
それでも、やるの。
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